「ゲス夜会」についてのブログ記事で、
参加してない方には意味不明の文を書いてしまいました

それについて補足です。
今回、イベント販売用の本の送り先を知りたかった担当者さんが、
子宮委員長はるさんに「本の送り先はどこにしましょうか?」とメールしていたんですよね。
はるさんがそれを忙しそうなHappyさんに確認できなくて、ずっと悩んでいた・・・とトークショーで打ち明け、
終了後に担当者さんが「はるさんを悩ませてしまって申し訳なかった」と言っていた、という話でした。
その方が、当たって砕けてもOKの覚悟で、知らない人にもどんどんコンタクトしたり、
私たちにできないことをやってくださるからこそ、本作りが成り立っているわけですけどね(^^ゞ
ただその前のはるさんの「不倫相手に会う場所への行き方まで、岡田さんに教えてもらってた」というエピソードとのギャップも大きかったので、
「ええ〜それって悩むところなの?」って皆さん驚いたみたいです。
だけどそれ、私わかるかも・・・って思いました(笑)
ちょっと種類は違うかもしれませんが、
私も、断りの連絡一つ入れるのをためらってるうちに何年も払ってる会費があったりとか
やったほうがいいと思いながら面倒で何年もやっていない手続きがあったりとか
相手にこんな事聞いたら申し訳ないかな・・・と悩んだあげく確認がギリギリになって「早く言ってよ」逆に怒られたりとか、
あるんですよいっぱい(笑)
きっと知らない人と接することへの恐怖心みたいなものが普通より強いんだと思います。
世間的には「社交不安障害」とかいう症状があるそうで、
ただ、精神的な病とか言っちゃうと、
「良い薬あるよ〜」となって一生精神薬漬けになるのが世の中の仕組みらしいので、
ウツミン先生の「そんな病はねえよ」説を支持して、「病気」とは認定していないのですが(笑)
かなり変わった人だというのは間違いないと思います^^;
これなんてまさに自分の10代の頃です。
今でも人より苦手とはいえ、人生経験を重ねるごとに恐怖心が少しずつ薄れてきたようで、
昔よりずいぶんましになったと思います、自分なりには(笑)
10代の頃は社会的に「明るいのが良くて暗いのはダメ」という時代で、
「暗いダサいみっともない」自分が嫌で嫌でしょうがなく、
大人になってからも、その頃の地獄のような日々は思い出したくないと思ってたし、
そんなみっともない自分だということを周りに知られて、変な目で見られるのが怖くて、
ずっとこの時のことがブラックな歴史になってました。
(いや、知らなくても十分変だってわかるから、っていうツッコミはなしで)
でも7〜8年前から人前で話をするときなどにもカミングアウトするようになって
それも一つのネタになりました(笑)
世間的にダメでも勇気をもってそれをさらけ出してしまうと、
結構気楽になり自由になるものです。
だから今回のトークショーで、
「はるさんもやっぱり同じように、人と接することにどこか恐怖心があるのかもしれなくて、
だからこそあえて今もカミングアウトし続け、挑戦を続けているんじゃないかな。
その気持ちわかるな〜」
って、よりいっそう親近感を持ってしまいました

だからこそ応援し守りたくなる
んですよね。
私の場合、学生の頃、ずっと社会に出るのが怖くて怖くてしょうがなくて、
だけど、自分のやりたいことをやるために自分に打ち克ちたかったから、
そこでいきなり海外で就職という無謀なチャレンジをしてしまいました(笑)
最終的には一番魅かれていた東南アジアで仕事ができましたが、
その前にアフリカの内戦直後の国にボランティアで行く話しもあって、
決まってたら本気で行くつもりでしたからね。
そしたら今頃どうなってたんだろう・・・^^;
社会に出れらない自分を乗り越えるために、あえて海外で社会人デビュー、って
我ながら意味不明だと思いますw
いきなり跳び箱10段みたいな、高所恐怖症なのにバンジーみたいな感じですね(笑)
それで行ってみてやっぱり無謀だったのを実感しましたが^^;
でも、だからこそできた体験は、今でも自分の宝物になってます

勇気をもって自分の限界にチャレンジして、
壁を乗り越えたときの爽快感は、バツグンだということも実感できました。
それで思い出したのが、
寺田啓佐さんが『発酵する生き方』の中でおっしゃっていたこんな言葉です。
※一人さん=納税金額累計日本一の斎藤一人さんです。
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私が、
「一人さん、おれってねえ、勇気がないんだよ」
って言いましたら、
「ああそう、いやあ実は、おれもないんだ」
って言うんですね。そして、
「おれもないんだけどね、勇気のない人が、ない勇気を振りしぼって、一歩を出すことが大事なんだよ。
勇気がなくてもいいんだよ。勇気がある人がポンポンと進んで行っちゃうとむしろ危険だよ。
勇気のない人が、勇気をだして一歩を踏み出し、そしてまた一歩を踏み出して、さらにまたもう一歩、もう一歩と踏み出すことが大切なんだよ」
って言うんです。
ですから勇気を持って、やりたいこと、大好きなことへ向けて一歩を踏み出すといいんですね。
そうしてやりたいこと、大好きなことをやると、世間の人はだいたい馬鹿呼ばわりしますよね。
木村秋則さんという、無農薬・無肥料の自然栽培で有名な、りんご農家の方とお友達になりましたが、その秋則さんが、家にやってまいりまして、
「馬鹿になるとうまくいくね。だから馬鹿になりきれるかどうかがカギだね」
とおっしゃっていました。
馬鹿になるにはちょっとばかり勇気が必要ですよね。
ついつい、立派な人や普通の人は、「世間の顔色うかがって、やりたいこともやらないで」となってしまいます。
だけど実は、勇気を振りしぼって、自分らしく生きて、誰とも比較せず、自分の期待に答えていくことが大事なんです。
それが微生物が教えてくれた大事なことの一つだったんです。
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※寺田啓佐さんの小冊子『発酵する生き方』より。
私にとって寺田啓佐さんや斎藤一人さんは偉大な存在でしたが、
そんな方々も、やっぱり同じように勇気を出して壁を乗り越えてきたんですよね。
人生には「肚をくくらないと、ここから先は進入禁止」的な道があるのかもしれません。
そんな私ですが、人前で話すことについてはだいぶ平気になってきて、
5月に友人たちと開催予定のお話会については、
「お互い話すのが楽しいし聞くのも楽しいからやろう」って盛り上がるくらいになりました(笑)
ちなみにウツミン先生が講演会で
「いきなりここで自分の人生哲学を3時間話せって言われて、出来なかったら自分の軸がないってこと。
俺だったら10時間でも24時間でも話せる」
と言ってたのを聴いて「あ、私話せるかも…」って思いました(笑)
もちろん、薬で恐怖を和らげるとかはなしですよw
今でも怖いものがたくさんあるけれど、だからこそ
肚をくくって、自分の限界を超えた先が見たい

って思ってます。
今回、はるさんが舞台で晴れ姿を見せてくださったおかげで
たくさん、たくさん勇気をいただきました。
はるさん、ありがとうございました


まずはずっと覚悟が決められずに出せなかった本を、
そろそろ出さなくては(笑)